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時の流れの落し物

日常生活の中で生れたもので、今は忘れられているもの、そんなものを見つけていきたい。

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●台灯籠の笠に注目!

灯籠の中、つりさげ型ではなく置いてあるもの。

それを「台灯籠」云うようです。

絵で見てみます。

蕨手のマークあり


赤で囲んである部分、「蕨手(わらびて)」ですが、多くはこの絵のように「わらび」のような形をしていますが、場所によっては、これとは違うものがあります。



これです。


リサイズ・蜃の彫り物のアップP1060484



何だか動物見たいなもの、何かを噴き上げているようです。


もう一枚

リサイズ蜃気


これもそうです。こちらのほうが銅で造られていますからよくわかりますね。。


何者でしょう。


「蜃気楼(しんきろう)」を発生させるという「蜃(しん)」です。


「蜃」とは、大ハマグリ。
「漢字源」には、想像上の動物の名。息を吐きだすと水上に楼台があらわれると考えられた。と書いてあります。


「蜃蛤」と書いて、「しんこう」と読むと漢和辞典(「漢字源」)に書いてあり、はまぐり。蛤は、蜃(おおはまぐり)に対して、小さいはまぐり。

人類が蜃気楼を認識した歴史は古く、紀元前の中国にさかのぼるといい、漢字もその中で作られてきました。

龍を思わせる顔貌から、蜃気楼がをマグリが作るというとには違和感がある人も多いでしょう。

龍類の「蛟(みずち)」が蜃気楼の正体ともいう説もあり、どこかで混同されたのか知れませんが今では、「ハマグリ」という事になっており、これが面白い。

江戸時代後半になって、美術工芸の分野で、ハマグリと楼閣を組み合わせた蜃気楼文様が、縁起物として広まってきて、このように灯籠を飾るものとしても使われだしたようです。「蕨手」に対して少し重要な扱いとして、これが使われたのかな?

それはともかく、灯籠を見る時、「蕨」か「蜃」とか、その人物の事など、ちょっと考えてみると、寺社巡りの楽しみが増えることにもなることでしょう。


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