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時の流れの落し物

日常生活の中で生れたもので、今は忘れられているもの、そんなものを見つけていきたい。

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●表慶館や本館など、たてもの散歩 東京国立博物館

博物館の見どころは、展示室の中だけではなく、その建物自体も。
東京国立博物館の建物、本館も表慶館も重要文化財に指定されているとのこと。その魅力を、ボランティアによる「たてもの散歩ツアー」で楽しめます。前にも参加しましたが、今回も参加して写真を撮ってきました。
幸いなことに、今回も本懐本館2階にある「便殿」が公開されていました。

では、表慶館から

明治33年(1900)、皇太子(後の大正天皇)の御成婚を記念して計画され、明治42年(1909)に開館。片山東熊ば手がけたものでネオ・バロック様式を採用した明治末期を代表する建物として昭和53年(1978)国の重要文化財に指定されています。

り・表慶館正面ドーム758 (640x473)

中央と左右にドーム屋根をいただき、外壁面には製図用具、工具、楽器、能面などをモチーフにしたレリーフがあります。
入口、表面には、ライオンの阿吽像が構えて居ります。ライオン像と能面のレリーフを…  り・正面ライオン像762 (640x306)

り・般若面のレリーフ764 (640x443)

内部を覗いてみましょう。

   り・表慶館天井767 (640x480)  り・内部花の飾り771 (640x471)  り・床772 (640x472) (636x466)

この建物、石造りのように見えますが、実は、内部の構造は石積みではなくレンガ積み。いくつかのレンガに「上敷免製」という刻印があり、埼玉県深谷市上敷免(じょうしきめん)にあった「日本煉瓦株式会社(当時)」という会社で作られたものと分かったという事です。この会社は、渋沢栄一が興した会社だったと思います。石積みではなくレンガであることを覗いて確認できるところがあります。 り・煉瓦造り766 (640x471)
レンガが見えますね。


本館を見てみましょう。

り・正面懸魚・朱雀774 (640x472)

明治15年に開館した旧本館は大正12年(1923)の関東大震災で大きな被害を受け、昭和13年(1938)に昭和天皇の御即位を記念して現在の本館が開館。「日本趣味を基調とした東洋式」と云う条件で設計案を公募し、渡辺仁によるコンクリート建築に瓦屋根をのせ、東洋風を強く打ち出したスタイルをとったもので「帝冠様式」と呼ばれることもあるそうです。

「日本趣味を基調とした東洋趣味」といえば、前に紹介した重文となった「高島屋」を思い出します。ここもそういう考えで造られたものです。正面には、南を象徴する「朱雀」が堂々と掲げられていることがこの写真で分かります。破風には、「猪目懸魚」が…

このブログの10月10日を開くと重文の高島屋を紹介しています。また、「猪目懸魚」は、ごく初期のころに2回紹介しています。左の「検索フォーム」から検索できるかもしれません。

り・垂木・擬宝珠775 (640x468)

垂木や肘木、軒桁、擬宝珠を思わせるものがここに写っています。垂木の上方には写真では写っていませんが軒丸瓦がつけられています。

り・本館正面階段757 (640x480)

本館正面の階段です。これを上がると2階ですが、「便殿」があります。貴賓室ですね。普段は公開されておらず、ただ壁面を思わせる鉄扉で閉ざされていますからこのようなものがあると思っている人は少ないと思います。運よく公開日にあたりまた、目にすることができました。二回目です。

り・便殿2.747 (640x455)

 正面ホールの天井は、「折上格天井」になっています。 り正面折上格天井779 (640x447) 
一般の人の休憩室が一階にありますが、広いとは言えません。ただ、昔のままの壁面がそのままの残っており一見の価値ありです。壁面の写真です。宝相華の文様が見えますね。 り・宝相華783 (640x461)

ごく一部だけですが、この「たてもの散歩ツアー」楽しめます。案内の人により別の視点から解説がありますので何度でも…


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